この記事 こんな思いで書いています
この記事は、内容の要約よりも、
立ち止まった時期に、この本から何を
受け取ったかを中心に書いています。
※本の要点を先に知りたい方は、途中の見出しから読めます。
※ここからは、個人的な実感や迷いも含めて書いています。
Help me! ~いやあ、しんどいなあ
今回の悩み:
「字が汚いせいで印象が悪くなっているのではと不安になる」
少しでもヒントになれば
嬉しいです!
Who are you? ~どんな内容?
22冊目は『字が汚い!』(文藝春秋、2017年4月14日発売)でございます。
著者は新保信長氏。1964年大阪生まれ。東京大学文学部心理学科卒業。奥様は漫画家「重版出来!」でおなじみの松田奈緒子氏。「SPA!」等の雑誌に携わりつつ「笑う入試問題」(角川書店 2003年)「虎バカ本の世界」(ワニブックス 2017年)「声が通らない!」(文藝春秋 2020年)等著書多数。他編書に「できるかな?」シリーズ(西原理恵子氏/SPA!Comics 1998年~)、文藝別冊「総特集いしいひさいち」(河出書房新社 2012年~)。阪神タイガースファンなお方でございます。
この本はご自身の手書き文字の“汚さ”に絶望した新保信長氏が、第1章「なぜ私の文字はこんなに汚いのか」と自問されるところから始まり、第2章「練習すれば字は上手くなるのか」と思い立たれペン字教室に通われ、実際文字が上達するものなのか検証するドキュメンタリーです。
実際のところ、乱筆乱文にて失礼いたします。新保信長 という著者の手書きフレーズを第1章から第5章の扉ページで紹介。
その変遷が楽しめます
そして新保氏の上達振りを味わいつつ、第3章 字は人を表すのか? では、森鴎外や夏目漱石、石原慎太郎などの名だたる作家の字を批評し、第4章 字にも流行があるのか? と考えた新保氏が日本の“かわいい文化”の出発点に迫り、第5章「うまい字」より「味のある字」をめざせ!にて遂にご自身が目指す字のイメージを獲得!それが…
日常的にはむしろちょっと隙があるというか、愛嬌がありつつ全体的には整っていて読みやすい字が書ければいいなあ、と思うのだ。
引用:「字が汚い!」(p182)
そして…
そこで思いついたのが、デザイナー&イラストレーターの寄藤文平氏の字。
引用:「字が汚い!」(p182)
ちなみにこのような字でいらっしゃいます。
この後、この第5章で“いい感じの字”の書き方を寄藤文平氏が堂々伝授!
いやこれ 結構お得ですよ
正味な話
そして218ページからのあとがき。最後の最後で新保氏が読者に感謝を込めてメッセージを、これまた手書きで書かれます。そうです。ペン字教室に通われ、寄藤文平氏から“いい感じの字”のコツを教えてもらった新保氏の最終系の文字です!
果たしてそれは、どんな文字なのか?
新保氏、申し訳ございません。
わたくし…
苦笑しました
I like you! ~紹介する理由
この本には、著名人一般人問わず、多数の字が写真で紹介されています。
その字を見ながら、新保氏の解説を読むのが面白い。
コラムニストの石原壮一郎氏は友人に「一回医者に診てもらった方がいいんじゃない?」と言われたとか、元暴走族でテキ屋や借金取り立てを行うなど「ヤクザ予備軍を地で行く生活を送っていた(板谷氏談:Wikipediaより)」ライターのゲッツ板谷氏は「昔の少女マンガに出て来るような字」と、普段人様の書く字にアレコレ言うことなど皆無な現代日本人を笑わせにきます。
さらに阪神タイガースファンである新保氏が、「阪神タイガースの歌」(通称:六甲おろし)の歌詞の一部を大手出版社勤務の河並亮子氏(仮名)、画家の山口晃氏、ペン字教室の先生で大岡南悠氏、筆跡診断士&ビジネスコミュニケーションコンサルタントの林香都恵氏、そして医者に診てもらった方がいいと言われたコラムニストの石原壮一郎氏(これを見た新保氏は、バントとか失敗しそうとコメント)、「和様」というスタイルの書を追求している書家の「うどよし」氏に書いて頂いております。
各人のバックグラウンドを意識しながら見ると、これがなかなか味わい深い。
石原壮一郎氏の字
倒れるわアータ
Present for you💐 ~揺さぶるフレーズ
文章では約7割がひらがなです。ですから、ひらがなをじっくり練習されるのがよろしいかと思います。
引用:「字が汚い!」(p88)
新保氏が通われたペン字教室の先生、大岡南悠氏の言葉です。
私は一日の約7割
寝てますけどね
Thank you! ~55秒解決!
今回の【55秒解決】
ひらがなが文章の約7割を占めるため、ひらがなの書き方が印象を大きく左右することに気づいた。
これ学生さんも使える情報!
Let’s try it! ~いまからできること
① ひらがなの字の大きさを揃える。
② ひらがなに限らず文字をゆっくり丁寧に書く習慣をつける。
③ 余白(間)を意識、文字と文字の間を均等にとることで、美しく整った印象を目指す。
ひらがなを制する者は文字を制す!


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