
書籍の引用もまた切り抜きじゃないアータ?

ドキッ
Monster ~1993年のダウンタウン
28:41ごろからのFUJIFILM『写ルンです Super800』面白い。
1993年。それは『ダウンタウンDX』の放送開始年。
1991年から放送されていた『ダウンタウンのごっつええ感じ』が定期的に20%越えの視聴率を記録している中で始まった、ダウンタウンのお二人がゲストから話を聞きだすスタイルのトーク番組です。
ダウンタウンDXは6月26日最終回

そしてこの年の7月13日から松本人志氏は『週刊朝日』にて、オフオフ・ダウンタウンというコラムを担当。当初はオフの出来事などを綴るものと編集部は考えていたようでしたが、実際は当時30歳だった松本人志氏のお笑いに対する哲学、そして人生観に溢れた連載になりました。
翌年からは『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』が開始。浜田雅功氏はその後H Jungle with tとして『WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント』を発売。200万枚の大ヒットとなります。

平成の覇者ダウンタウン
1993年のCM、改めてみると時代を感じます。髪型、ファッション、色合い。でも柴田恭兵はかっこいい。昨年はあぶ刑事、帰ってきましたし。

それにしても32年前ですよ。この時生まれた子が今年32歳です。
そうでしょうね

ようするにそれだけの期間、ダウンタウンは第一線で活躍されてきたわけです。
ちなみに。

2025年未来のCM
こっちのデカはなんとも

Who are you? ~どんな内容?
57、58冊目は『遺書』(朝日新聞出版、1994年9月22日発売)『松本』(朝日新聞出版、1995年10月5日発売)でございます。
著者は松本人志氏。1963年9月8日兵庫県尼崎市出身。吉本興業所属。
『週刊朝日』のオフオフ・ダウンタウンをまとめた1冊。
これがたとえば『週刊プレーボーイ』、たとえば『ホットドッグプレス』なら、考えられない話ではないが、読者のほとんどがおっさん中心の『週刊朝日』、う~ん、ましてや一本書き上げるのに三、四時間かかり、おまけに挿絵まで自分で書き、はっきり言って五万円ポッキリ、けっしておいしい話ではない。そこでオレは書きたいことをガンガン書いて、もし少しでも文句を言われたらケンカをしてやめてやろうと思っていた。
引用:『遺書』(p33)

これを読むと オフオフ・ダウンタウンってタイトルが間抜けで笑えるわアータ
実際『松本』では、
この連載を始めるにあたってオレが考えたことは、まず、オレの日常生活のことや失敗談、それこそ、ざれ言のようなものは書きたくなかった(そんなのは、ファンクラブの会報にでも書けばいい)。かといって、文化人のように、風刺や時事ネタを書くのも、ちょっと違うと思った。やはりオレが書くなら、”笑い”をテーマにしたかった。
引用:『松本』(p28)
結果、『遺書』は250万部、『松本』は200万部の大ベストセラー。
書きたいこと。それは伝えたいこと。
さあまっちゃんを復習しましょう!

Flip-Flop ~簡単に大人は手の平返す
◇松本人志氏が語る今の思い そして見据える今後

◇『ダウンタウンDX』6月末終了→『ダウンタウンチャンネル』7月1日開始予定の点と線 莫大予算&一流集結


ダウンタウンが揃えば みんなTV見るでしょアータ

三冠王取りたかったらダウンタウン

見飽きたやつの間に見たことのないCMがありゃ注目度アップ
この夏、どこぞの偉いひとたちが一斉に手の平返しの予感。
I like you! ~紹介する理由
なぜ松本人志は記者会見をしないのか?
『松本』たけしさんの会見でひと言 お笑いに代役などないワイ …P39
1994年8月2日。ビートたけし氏バイク事故。59日間の入院生活を経て復帰会見を行ったたけし氏に対し、松本人志氏は記者会見に関する自身の意見を述べています。
包み隠さず、何でもかんでもさらけ出すことが芸人根性みたいに言われてしまうと、芸人とはいったい何なんだろう?という疑問が残ってしまう。
引用:『松本』(p40)

上記以外も持論を述べられています
なぜ松本人志は裁判を起こしたのか
『松本』オレは真剣に怒ろうと思う 真剣に仕事をしているから …P81
先の裁判を思い出します。あの時「事実無根なので闘いまーす」と宣言された松本氏。この連載時もダウンタウン解散!という記事が出て…というテーマで、
まあ、あの記事に限らず、いままでも、事実無根のことや、間違った批評、プライドを傷つけられることをいっぱい書き立てられてきた。そしてこれからも芸能人をやっている以上、まだまだ続くのであろう。
もう宿命というものなのかもしれない。
そんなとき、オレはタレントととしてどう動くべきかという岐路に立たされる。怒るべきか、無視するべきか、である。
引用:『松本』(p82)

まっちゃんの答えは…
答えは出たようだ。”ダウンタウン解散”ぐらいのバカバカしすぎる記事にはいちいち怒ってられないが、このさき自分のプライドや、大切にしているものを傷つけられたとき、オレはやっぱり怒ろう。
大人げなかろうが、子供っぽかろうが関係ない。仕事を真剣にやっているぶん、真剣に怒ろう。それでたとえ悪い結果を招こうが、逃げずにケンカしよう。それもオレの仕事の一環なのだ。
引用:『松本』(p83)

こちらも上記以外色々書かれています
これらはあくまで1993年から1995年の連載時の松本氏の心情です。真実や善悪か、ほかはうっちゃって(大﨑氏風に)…
ブレていません。
Present for you💐 ~揺さぶるフレーズ
後輩芸人が事件を起こした際に書かれていた個所です。
芸能人がテレビに出られないというのは、死活問題であり、まさか最近までテレビに出ていた人間が、マクドナルドでアルバイトをするわけにもいかない。死ねと言っているのと同じである。
引用:『松本』(p83)
この連載から30年後。いまやテレビ以外で情報を発信する手段はいくらでもある。ただ、それゆえボクシングにしてもサッカーにしても、お金を払わなければ、観戦することができない時代になった。
ダウンタウンのお二人は、そんな時代になっても、テレビに出続けた。
私を含め、正直使えるお金が限られている人間は、テレビをつければお二人を見ることができて、笑わしていただく。それはとてつもなく贅沢な時間だった。

松本人志の一言を その発想を ふるまいをタダで
ダウンタウンの復活は嬉しい。お二人には価値がある。だから吉本も動く。でも私はテレビをつければ気軽にあえた、そんなダウンタウンが好きだった。
コメント