Who are you? ~どんな内容?
18冊目は「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」(日本実業出版社、2023年10月26日発売)でございます。
著者は安達裕哉氏。1975年東京都生まれ。筑波大学環境科学研究科修了。世界でも最大の会計事務所である「Deloitte」にて12年間コンサルティングに従事、社内ベンチャーの立ち上げにも参画され東京支社長、大阪支社長を歴任。1000社以上にIT・人事のアドバイザリーサービスを提供し、1万人以上のビジネスパーソンに会われています。その後2013年10月にティネクト株式会社を設立されます。
コンサルティングってなに?
簡単にいうと、企業を経営している人たちから「ウチの会社どうですかね、大丈夫ですかね」と相談され「御社はこれこれこうされたほうが良いと思われます」などと助言、指導することです。相談された人と直に接するため、距離は短く、関係性は濃くなりがちです。
アドバイザリーってなに?
ざっくり言うと、企業全体に対して「御社はこうされればより良い方向に…」と助言、指導します。顧問というポジションにつくことが多い。会社外部、監査役みたいなイメージ。特定の人物とじっくり関わるコンサルティングより、ライトな感じ。
ポイントは著者がたくさんの人、組織を見てきた、ということ。その経験から「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」を教えてくれちゃうんです!
「仕事ができる人」になるための5つのステップ、として
ステップ1「実行力」
ステップ2「決断力」
ステップ3「コミュニケーション力」
ステップ4「考え抜く力」
ステップ5「働きかけ力」
と各論が並び、それぞれの力を向上させる思考法が散りばめられています!
ところで皆様、想像してみて下さい。
例えば、新車の購入を検討しているとして、売り上げナンバーワンと入社1ヶ月の新人、2人のセールスマンを選べるとしたら…
これは極端な例えですけれどね
売り上げナンバーワン
そうですよね。実績のある方を選ばれると思います。
繰り返しになりますが、安達氏は1000社以上にIT・人事のアドバイザリーサービスを提供し、1万人以上のビジネスパーソンに会われています。説得力が違います!
I like you! ~紹介する理由
いや、実はですね。
私、試させてもらったんですよ。実際の職場で。
今年の4月から新しくコンビを組むことになった同僚がおりまして。この同僚とより良い関係性をどう構築していこうか悩んでいたのです。そんな時に出会ったのがこの本!そして試してみたのは、139ページからの「誰にでもコミュニケーションの達人になれるたった1つの心がけ」の項!
私におすすめはありますか?何か良いものがあれば、教えてほしいのですが。
引用:「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」(P141~)
著者が作中で紹介している、コミュニケーションの達人。この達人は人と会う時、特に初対面の人には必ずこれを聞くそうだ。相手は喜んで達人に教えてくれます。
そしてこの達人は後日、その教えてくれたものを「基本的に全部試してみる」そうです。そしてその感想を次に教えていただいた方に再会すると感想を伝えてみる。
教えてもらったら、とりあえず試す。
引用:「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」(P143~)
人は自分の好きなことに興味を持ってくれる人が好きである。なるほど、では私が同僚の好きなもの、おすすめしてくれたものを試してみればいいのだな。
ちなみに同僚はSTARTO ENTERTAINMENTが好きな方で、推しは佐藤勝利氏。職場の机には佐藤勝利氏と平野紫耀氏(TOBEですが)のアクスタを飾っている方です。
それからというものの、日常会話の端々にSTARTO ENTERTAINMENTの話題を振り、同僚の推しであるtimeleszでおすすめの曲とかないの、など聞くようにしてみました。
嫌だわ 裏側知っちゃうと
そうしたらですね、何と同僚から先日、私の誕生日にある本をいただいたのです。
読ませていただきました。そして感想をたくさん伝えました。
仲良くなれた、気がします。前より。
果たして、その本とは何か!
近いうちに55秒で!
Present for you💐 ~揺さぶるフレーズ
「人生は仕事がすべてではないが、仕事ができないと苦労する」
引用:「仕事ができる人が見えないところで必ずしていること」(P137~)
著者がコンサルタントの先輩から何度も言われた言葉だそうです。
仕事ができるようになるためにはどうすればいいのかな…
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