僕はツマ?
「ようこそ!ここが噂のわんちゃら!です!!」
僕は家庭という、料理のツマなのである
辻褄ラムノ(@mask2nd)/ X (twitter.com)
男なのにツマ?
残す人が多い😰
需要が無い。あえて食べない。人気が無い。空気感半端ない。いらない。必要ない。
句点多い💦
お魚の匂いを消したり、抗菌作用があったり、縁の下の力持ち的な役割があるんですけどね…
ラムノ氏がそっちの意味で「僕はツマである」なんて言っていたら引っ叩いてやりますよ!
手伝います!
さて。前回はわんちゃら流読書感想文は「尾括型」推し!であることをお伝えしました!
さらに段落は…
①:【起】
②:【承&転】
③:【結】
というように、3つに分けましたね。
一時的に「変則尾括型」という名称で呼ぶことにします
これね!【承】が【転】に巻き込まれ、スーパー大回転という形になるんだよね!
うそをつくな!
ここで改めて【承】の説明!
【承】はいかに【転】が読者におもしろく伝わるための説明文チックな性質を持っている。
【承】は【転】という、物語のクライマックスをより楽しんでいただくためのもの。
つまり【承】は、ある程度長い物語を前提に考えられた段落なのだ!
一方【転】は「それまでの話が急展開、または方向転換」する段落。
ここで読者の興味を引き付け、そのまま【結】へ!
しかし小学校1年生の読書感想文がだいたい100~200文字。
原稿用紙、1~2枚ですから…
「【承&転】にすることによって、書くべきことだけを書けばいい!」
また、セリフを盗む!
ん?…書くべきこと…
?
書くべきこと、と言われましても…
そりゃあ何だかわからんけえジョルジョばあ!
あれ?怒ってる?
自分で「書くべきことだけを書けばいい!」とか言っておいて!
かのんは私が書いたメモを、さも自分が言ったかのように、意気揚々と喋ってみたところまでは良かったのですが、話しているうちに書かなければいけないことが分からない自分に気づき、わんちゃら!に対し説明が不足している、と腹を立てた、というのが真相です~
決して自分の理解力が不足しているとは思っていません
その通り!さすがラムノ!
おいおい、これフツーめちゃくちゃ恥ずかしいヤツだぞ
Ok! Let’s hang out! 「Step8」!
魔法の言葉
それはそうと、お姉ちゃんではありませんが、
確かに書かなければいけないことが分かっていれば、最初から苦労はしませんよね
なので、ここからは、3つの段落ごとに、タイトルとキャッチフレーズを付けていきます!
タイトルとキャッチフレーズ?
タイトル…3つの段落、一つ一つに「名前」をつけていきます。
その「名前」のことを「タイトル」とします。
タイトルは「各段落のイメージ」を表します😁
キャッチフレーズ…3つの段落で、何を書いていけばいいのか示すものになります。
キャッチフレーズは「各段落で書く内容のヒント」を表します!
へえ、めっちゃ助かるじゃん!
だから【起】や【承&転】【結】で何を書いていいか迷わなくなる!
おお。これなら安心だ🦴
でしょ♡
さらに!
わんちゃら!では、タイトルとキャッチフレーズをつける、この試みを「仕掛け」と名付けます!
仕掛け?
【起】や【承&転】、【結】で何を書いていいか、迷わなくなる!ことは素晴らしいことですが、タイトルやキャッチフレーズ自体を忘れてしまっては、意味がありません。
で、あるので、これからつけていくタイトルは、小学校1年生のみんなでも忘れないような、みんなが知っている「あの言葉」にします!
原稿用紙を前にして、何を書いていいのか、分からない…頭が真っ白、どうしよう。
そんな時に「あの言葉」を思い出せば、スラスラ書けるようになる!
書くべき内容を思い出す。魔法の言葉をタイトル、そしてキャッチフレーズに。それがわんちゃら!の仕掛けです!
そういえば、お姉ちゃんが前に出た舞台のタイトルが秀逸だったなあ…
「明日、ドッグラン~今夜は眠れない~」ですか?
それそれ!
皆様に内容を教えてあげて下さい😍
ご主人が極度の方向音痴で、ドッグランにたどり着けるかどうか、夜も眠れないって内容…
ご主人が不安で眠れないってこと?
そうだよ
よく企画、通ったな…
んで、結局、宮殿に連れて行かれ…
猫しかいませんけど!と突っ込み…
猫と遊ぶ💕おしまい!
天才‼
【起】のタイトル!!
さあ、いよいよ、タイトルとキャッチフレーズの発表です。
ここからは【起】【承&転】【結】を3編に分けて説明していきます!
変則尾括型、三部作編のスタートです!!
まずは【起】編です!!
イメージカラーは緑です!
私はあのこ、覚えているよ。ペルちゃん、趣味は日当たりのいい場所を見つけること!
…まずタイトルから!!
【起】 → タイトル:「位置について」
【起】のタイトルは、位置についてです
位置について、って、あの、「位置について、ようい…」
わーわーわー!!
なに?それ以上言うなって?
あぶないあぶない。ネタバレしちゃうとこだったわ!
…アンタ、その一言で、完全にネタバレよ
位置について、は文字通り。いまの状態=いまの位置、について書く、というイメージです!
どういうこと?
解説します!
読書感想文は「本を読んだ後の決意表明文」。
本を読んで、「私はこれから、こうしていこう、と思います」を書いていく。
いやあ、これ本当、繰り返していますよ!
いいの、いいの。繰り返しで刷り込んで。いつの間にやら覚えている。それがわんちゃら!
位置について、とは走る前。読書感想文に置き換えると、書く前、になりますよね。
なので。
【起】で一番、重要なポイントは…
本を読む前の私、を書くことです!
キャッチフレーズは五七五!
そこで登場するのが、このキャッチフレーズ!
お待たせしました!
「位置について」のキャッチフレーズを発表します!
【起】 → キャッチフレーズ:①位置につく②手足ブラブラ、準備運動
なんじゃ、こりゃ?
これは、「位置について」の動作を表しています!
なるほど、位置について、と言われた時のね!
①、②というのは動作です
でも、キャッチフレーズっていうには、あまりにも芸が無いわね…
え?
普通、キャッチフレーズって言ったらさあ…
あの匂いは遠き君への想い、とか…
行け、誰よりも早くあのホネへ、とかじゃない?
そうなんでしょうけど、ここでは「読書感想文で書くべき内容を、いかに思い出しやすく忘れにくい覚え方」という観点から、キャッチフレーズを考えています!
早くあのホネへ、で早く本を読め、って感じになるじゃん🦴
それ、お姉ちゃんだけでしょ?
みんなが共通してイメージするようなものじゃなければ「仕掛け」にならないのよ😚
キャッチフレーズは五七五で構成します。五七五は定型詩というジャンルに棲み分けされます。
定型詩…文字数、順序等一定の形式をもった詩。短歌(五七五七七)俳句(五七五)がその例。
「起」「承&転」「結」の三段落に、それぞれタイトルを付けて、そのタイトルを忘れないように、「五七五調のキャッチフレーズ」を当てていきます。
そして、それらキャッチフレーズは、各段落のタイトルに関連するように、タイトルにちなんだ、一連の動作を表すように工夫しました。
それをバラエティでもおなじみの、五七五にしてみたわけです!
位置について、がタイトルだから、位置について、準備運動をする、という動作をキャッチフレーズにしたわけね!
その通り!
ま、そのまんまだけどね!
その通り!…あれ?
前の走者が走り終わる。次は自分の番。自分のレーンに立つ。そこで…
①位置につく
うひょう、緊張する~
それから、大きく息を吐く。首をぐるり、とまわす。そして…
②手足ブラブラ、準備運動
あれ、そのあとのおしっこは?
すませとけ!
ところで、この①とか②って何?
この数字。大きな意味があるんです!
実は。
段落を大きく二つに分けている、ということを表しているんです!
ん?分ける?
五七五のフレーズの、最初の五、それと次の七と最後の五、に分けています!
ちなみに最初の五は黄色、次の七と最後の五は水色にしています!
何で分けるの?
書くべき内容が二つ、あるからなんです!
その黄色と水色も意味あるの?
少しでも見やすく!と思いまして😏
ところで、つぎの【承&転】の文のかたまりはいくつなの?
ナイス質問!さすがお姉ちゃん!
先にネタバレになりますが、「起」と「承&転」は①と②と文のかたまりは二つです。
最後の「結」は、①のみになります。
全部で5つの文のかたまりになるのね!
書くべき内容とは何か?それは読書感想文の構成上、不可欠の要素になっているものです。それではキャッチフレーズとともにその内容を見ていきましょう!
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