この記事 こんな思いで書いています
この記事は、内容の要約よりも、
立ち止まった時期に、この本から何を
受け取ったかを中心に書いています。
※本の要点を先に知りたい方は、途中の見出しから読めます。
※ここからは、個人的な実感や迷いも含めて書いています。
Help me! ~いやあ、しんどいなあ
今回のお悩み:
「どうして毎日忙しいのに、時間が足りないと感じるんだろう?」
いい本 あります
Who are you? ~どんな内容?
71冊目は『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(KADOKAWA、2024年07月19日)でございます。
読者が選ぶビジネス書グランプリ2025 10th「自己啓発部門賞」受賞!
著者は佐藤 舞(サトマイ)氏。1989年8月11日生まれ。福島県二本松市出身。データ分析と統計の専門家であり、ビジネス統計学の研究・実践者。国立福島大学卒業後、26歳で独立。企業のマーケティングリサーチや需要予測、情報発信などに従事し、登録者38万人を超えるYouTubeチャンネル『謎解き統計学 サトマイ』を運営。
34:06あたりから
愛されるより愛したいマジでって思ってたけど、でも本当は自分を愛されたいんじゃないかって思い始めました
引用:統計のお姉さんサトマイさんとの対談・経営者や恋バナまで
益田先生 キンキ ツッコんであげて!
◇令和最高の精神科医・益田裕介氏の書評はこちら!
日常に使えるヒントばかり!ぜひご覧ください!

なぜ、大人になるといつも時間に追われるようになるのだろう?
引用:『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(p3)
日々「時間がない」と感じるすべての人に読んで欲しい!『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』は、時間を奪う無意識の“モンスター”に光を当て、その正体と対処法を明かす実用書です。
著者が取り上げるのは、スマホ依存、気遣い疲れ、完璧主義といった、誰もが陥りがちな思考と習慣。さらにそこに価値観の見直しを提案。それらを可視化し、分析することで本当に生きたい時間を取り戻す──時間術というより「生き方の再設計」に近い一冊です。
これ若い時に読んでおきたかった!
この本の構成は4章立てです。そこに「起・承・転・結」の文字をあてています。大学入学以前までは数学に苦手意識があった文系だったそうですが、この起承転結で一冊まとめるところに文系の本領発揮といったとこでしょうか。
様々な武器を手にし、敵の弱点を攻略していく。
なんかモンスターを倒す「物語」みたいに読める!
冒険のステージは4つ!
第1章 「人生の浪費」の正体を暴く →「起」
この章の目的
引用:『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(p32)
私たちが「有意義な人生」を送れない理由を探る
第2章 人生の「3つの理(死・孤独・責任)」と向き合う →「承」
この章の目的
引用:『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(p84)
人生の苦痛や不安との向き合い方を知る
第3章 自分の「本心」を掘り下げる →「転」
この章の目的
引用:『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(p189)
自分の価値観を明確にする
第4章 本心に従って行動する →「結」
この章の目的
引用:『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(p254)
価値観を人生に役立てる方法を知る
I might just die like this. ~このままでは…
私はこの本を1日で読みました。そして確信しました。
この「時間を食べつくすモンスター」は倒すなら早ければ早い方がいい!
そしてこいつは一度倒せば、仮にまた出現してもそれこそ「あっという間に」倒せます!
サトマイ、渾身の問題提起を聞け!
「私たちの身の回りは、生活を便利に楽しくしてくれるはずのテクノロジーや生産性アップのライフハックであふれているのに、なんとなく本質的な悩みが解決されないまま時間だけが過ぎていっている気がする。
このままでは、あっという間に死んでしまうのではないか」
引用:『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(p17)
ミーが美しすぎる…このままでは、あっという間に死んでしまうのではないか
毛がほんのり臭い…このままでは、あっという間に死んでしまうのではないか
いびきがうるさいと言われる…このままでは、あっという間に死んでしまうのではないか
このままでは、あっという間に死んでしまうのではないかごっこやめろ
I like you! ~紹介する理由
垂涎ものの豆知識まみれ
私は個人的に、それでもサトマイ氏に文系の強烈な香りを感じます!それは本書のいたるところで、本のタイトル、著名人の格言がこれでもか、と引用されているからです!
もう絶対読書家!そしてそれもドラゴンボールの精神と時の部屋の話だったり、富岡義勇の「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」だったり、司馬遼太郎が「無人島に1冊の本を持っていくとしたら『歎異抄』」だとか、アドラーが「すべての悩みは人間関係である」(これは私も知っていた!)、仏教の理想郷「極楽浄土」は西にあるとか、あの名セリフ「いのちは闇の中のまたたく光だ」はい、せーの
ナウシカ!
やばいサトマイさんおもろ!
引用する言葉がみんな興味深い。そしてそれらが全てロトの剣となり、モーニングスターになり、ほのおのつめとなり、賢者の石を使い、たたかいのドラムをうちならしている!
ドラクエから離れろ
こんなお得な本、あります?
本題である、モンスター殺しのほかに古今東西、著名な本や格言を教えて下さるんですよ。
サービス精神…いやサトマイ氏の愛を感じる。少しでも読者に分かりやすいように、そして少しでも多くの読者がこのモンスターをやっつけて、時間を有効に、人生を有意義に生きて欲しい。
そんな思いで満ち溢れた本です!
ワークがわくわくする!
このモンスターを倒すためには…ネタバレしないようにここは慎重になりますが、自分自身を再確認する必要があります。それを「うーんどうだったかな」と悩ませるのではなく、この本にはなんとワークが掲載されているんです!
たとえば心理療法の一種であるアクセプタンス&コミットメント・セラピー(Acceptance and Commitment Therapy)「ACT」を用いた「価値観を明確にするためのワーク」、サトマイ氏オリジナルの「価値観に沿った目標設定」など。
実際、コピーして、自分で書きこむ。AIに聞けば何でも教えてくれる時代ですが、自分のことを知りたければまずは自分に聞いてみる。
さあいますぐ自分に会いにいきましょう!
モンスターの正体と倒し方
結局モンスターの正体って何なんのよアータ?
行動のパターン化のせい
大人になると同じことの繰り返し。本著ではこれを「脳が慣れる」と表現。刺激が少ない→時間が短いと脳が錯覚する。
人生は短いのではなく浪費している
やるべきことをせず、どうでもいいことに時間を使う。だから気が付いた時には人生が終わっている。面倒なこと=苦痛。苦痛を回避する行動をとる。その分時間が過ぎていく。
つまり脳に常に刺激を与え続けることが大事
人生に主体的に関わっていくこと
「時間がない」とスマホをだらだらいじっている。主体的に生きることは、努力をしたり我慢をすることがほんの少しだけ増えること。そこで感じるストレスに打ち勝つことこそ、モンスターの倒し方なのだ。
でも無理をするとストレスにならない?
大丈夫!最後にもう一度益田先生にご登場いただきます!

ここではこの記事にあえて取り上げなかった箇所をここで紹介します!さあ本を歩きますよ!
『精神科医が教えるAIメンタルケア入門』のP54に非常に興味深いイラストがあります。それは人間のメンタルを「パニックゾーン」「ラーニングゾーン」「コンフォートゾーン」の3つに分けているものです。
「パニックゾーン」…負荷が強すぎてパニック(行きすぎたら「ラーニングゾーン」「コンフォートゾーン」に戻る)
「ラーニングゾーン」…適度な負荷(ここにとどまる)
「コンフォートゾーン」…快適・ぬるま湯(ゆるかったらがんばる)
つまりスマホをいじることは「コンフォートゾーン」であり人が快適・ぬるま湯と感じやすい行動なのです。そりゃあ、会議やプレゼンのあとであれば回復のためにこのゾーンに戻るのはいい。
でも大人になると、みなさまこのゾーンに浸りっきりではありませんか?
主体的に生きることは「ラーニングゾーン」時々「パニックゾーン」様子を見て「コンフォートゾーン」的なサイクルなのかもしれません
Present for you💐 ~揺さぶるフレーズ
「たった20分じゃ何もできない」
引用:『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(p6)
私はここの冒頭数ページだけで、1600円以上の価値があると思います。
小学生の頃。20分休みになるとみんな校庭へ出て、サッカーやドッチボールをしていました。しかし大人になると「20分じゃ何もできない」とスマホをただ触っているだけ…
ご安心ください。この本を読めば、そんな悩みはたちどころに解消します。
引用:『あっという間に人は死ぬから「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』(p8)
Thank you! ~55秒解決!
今回の【55秒解決】
無意識に奪われていた時間を意識的に取り戻し、自分の価値観に基づいて生きる、そんな気付きを得た。
20分あれば何でもできる!
Let’s try it! ~いまからできること
①毎日同じ行動のまま時間が溶けるのは“パターン化”のせい。朝に自分の「いつもの行動」をひとつ書き出し、夜にその行動を少しズラす工夫ができたか振り返る。小さな変化でも自動運転が外れ、時間の手触りが戻るはず。
②「人生は短いのではなく、浪費しているだけ」という本質に気づくために、24時間を「生産・消耗・成長」の3色で塗り分け、赤の“浪費時間”を1日15分だけ減らす。短縮で生まれた15分が、自分の未来へ確実に再投資されるはず。
③主体的に生きるとは、大きな決断ではなく“自分で選ぶ習慣”を毎日つくること。朝に「今日だけの自分で決める行動」を一つ設定し、小さくても必ず実行する。積み重ねが、人生に参加しているという実感が育つはず。


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