この記事 こんな思いで書いています
この書評は、本の内容を整理するだけでなく、
中年期に感じる行き詰まりをどう越えるか
という視点で書いています。
※本の要点を先に知りたい方は、途中の見出しから読めます。
※ここからは、個人的な実感や迷いも含めて書いています。
Help me? ~いやあ、しんどいなあ
今回のお悩み:
「もういい年のおじさんですが、なんかこう、めんどくさい感情に手を焼いています。いい本知りませんか」
これでしょう
パーカー論争から見る「切り抜き」を考察してみよう!
91冊目はこちら!『東京で得た知見』(幻冬舎 2025年8月6日発売)でございます。
著者は妹尾ユウカ氏。1997年8月6日生まれ/神奈川県出身。恋愛や現代女性の生き方を毒舌で描くコラムニスト・脚本家・インフルエンサー。高校時代からコラムを始め、日刊SPA!やAERA dot.などに執筆。著書には『今夜、軽率に抱かれたくなりました』や2025年刊の『東京で得た知見』があり、YouTubeドラマ「女盛り考察記」の脚本も担当。2018年に結婚・妊娠を発表し、同年11月に長女を出産。2020年1月に離婚。2025年7月に第二子妊娠を公表、8月に次女が誕生。パートナーの有無は非公表。幅広い交友関係を持ち、RAVIJOURを愛用・コラボ商品も展開。美容整形を公表し、費用は350万円超と明かされています。
2024年には「おじさんパーカー論争」を巻き起こした妹尾氏。
2025年11月には、妹尾式おじさん定義最新作を投下。
なんでもいいけど話しかけないで

「妹尾さんのひとことに、Z李氏が《日本におじさんは3000万人いるんだぞ。我々を敵に回すな。おじさんは優しいんだ》と返すと、妹尾氏は再び《なんでもいいけど話しかけないでって言ってるの》とピシャリ。さらに、別のユーザーからの《あまりおじさん敵にまわさない方のが良いと思う。仕事なくなってしまうと思う》という指摘の声にも、《私のおじさんイジリでキレてるのって、地方在住金なしジジイだけだから問題ないよ!決裁権のないジジイが束になってネットで怒ったとて》と返すなど、とことん、世のおじさんたちを挑発するような発言を続けています。
引用:「おじさんが人と話すのやめてくれない?」“パーカー論争”引き起こしたコラムニスト、またも衝撃ポストで大炎上(SmartFLASH) – Yahoo!ニュース
地方在住金なしジジイ…
アンタじゃないのラムノアータ?
…ここで簡単にパーカー論争を振り返りましょう
妹尾ユウカさん よく笑う方で個人的に好感もった!
発端は、妹尾ユウカが新R25動画で「40歳近くでパーカーのおじさんはおかしい」と発言。服装と年齢観を巡る議論として大きな話題となりました。
一方で妹尾ユウカ氏ご本人は、麻生医師のyoutubeで
- 妹尾氏が指摘した港区の40代50代のおじさんと一般のおじさんは違う
- 普通の会社員が商談の時にジョブスイズムか知らないがパーカーを着て臨むことを疑問視
妹尾氏「全国のパーカー着ているジジイ 頭おかしいみたいな発言になっちゃったんですよ」
引用:「おやじはパーカー着るな」発言で話題の妹尾ユウカさん登場!おやじに言いたいことはたくさん【ドクターA(麻生泰)】 – YouTube
俗にいう切り抜きですね
妹尾氏が定義するおじさんは37歳、40近く。そこに一回り上の世代が怒った。


この二人が反応するって何かすごいなあ
麻生氏「30代後半の男は余裕があるから怒らない。なんであんなに怒ったの?って」
引用:「おやじはパーカー着るな」発言で話題の妹尾ユウカさん登場!おやじに言いたいことはたくさん【ドクターA(麻生泰)】 – YouTube
これはですね
もともと局地的な対象者に向けた発言を、妹尾氏にとっては非該当だった方々が不快に感じた。これは切り抜きという、令和の文化による騒動ではありましたが、たいていこの手のわちゃわちゃになる場合、キーワードとなる言葉に対し、世間一般が持っているイメージが「負」であったり「陰」であったり、どこかしらマイナスなものがあり、それが不特定多数の受け手のignition pointになることが多いように思います。
で今回のキーワードが「おじさん」だったという事ねアータ
自分はまだ若い、から始まり、好きな服を着て何が悪い、決めつけるな、おまえだっておばさんだろ、に帰結する。
老いという、もうそれは生きている以上どうしようもない現象。それは人並み以上の努力や才能で何かを勝ち取ってきた方々にも残酷に平等に訪れる。恐らくそういった方々(堀江氏やひろゆき氏のほかに反応されたすべて)こそ、努力の外にある「非条理」を常にむなしく、腹立たしく感じている。
ドレスコードとして適しているかいないか。それぞれの価値観の問題ではあるが、今回はそこにこういった無常なるワード「おじさん」を絡ませた。受け手にマイナスのイメージを抱かせる言葉ほど切り抜き騒動になりやすい。
ネットニュースを利用しビジネスする方々はとっくにこの原理を理解していて切り抜く。それは往々にして悪意に転換されるが、実は心理であり真理だったりするわけで。
撒き餌としては上質かつ上等だなあと感じました。
そういう言葉こそ切り抜かれるわけねアータ
これがわんちゃら的切り抜きの見解です
Who are you? ~どんな内容?
この本は妹尾ユウカ氏のInstagramストーリーズの企画「質問回答」を、加筆、修正したものになります。
恋愛、孤独、仕事、生きづらさーー
20~30代の悩みに答え続けた
大人気コンテンツ『質問回答』、ついに書籍化!
引用:『東京で得た知見』(表紙帯)
本書は2章立てです
第1章 東京が似合う人生なんて、だいたい嘘でできてる
第2章 乗り換えだらけのこの街で、変わらない愛を見つけるために
なんだか雨宮まみさんを想起させる感じだわねアータ
近々55秒やります!
東京の女王!雨宮まみ!
ところでどんな質問なのよアータ
- 美人は幸せですか?
- 嫉妬されやすい女の特徴とは?
- 手に入らないものが欲しくなる理由
- ホテル代がいつも折半の男はダメですか?
- 男は何歳までモテると思いますか?
- 結婚相手にお金は必要ですか?
- 人生に男は必要ですか?
などなど。
散歩に延長は必要ですか?
はい!必要です!
勝手に自問自答
しないでくれる?
これらの質問に「おやじはパーカーを着るな」と切り取られた妹尾ユウカ氏はなんて答えるのか?
さぞや舌鋒鋭く容赦なくぶった切っている…と思いきや…
他人と比べて落ち込む夜に。
“めんどくさい感情”を、言語化して片づけてくれる194の答え。
“どの女友達より的確で、ChatGPTにはない温もりがある。”
峰岸みなみさんも共感!
引用:『東京で得た知見』(表紙帯)
ならばわんちゃら的検証企画!
妹尾ユウカ VS ChatGPT!「温もりのある回答はどっちだ?」
今回は検証用に3つ質問を用意しました!
まず一つ目が…
1:常識やモラルがない人への腹立たしさの静め方
まずChatGPT!
腹が立つのは、とても自然な反応です。
「常識やモラルがない人」に出会ったときのイライラを静めるには、感情を押さえ込むのではなく、うまく距離と視点を取ることが大切です。
静め方を、実践しやすい形でお伝えしますね。
① 「正そう」としない
モラルや常識は、その人の人生で積み上がったものなので、こちらが正そうとしてもほぼ変わりません。
✔ 「この人はこういうOSなんだ」と割り切る
✔ スマホの機種が違うくらいの感覚で距離を取る
これだけで、かなり気持ちは楽になります。
② 怒りを「分類」する
腹立たしさの正体を少しだけ分解してみると、感情は落ち着きます。
・バカにされたのが悔しいのか
・理不尽さが許せないのか
・自分の価値観を踏みにじられた気持ちなのか
「私は今、◯◯に対して怒っている」と言葉にしてみるだけでも、感情はワンランク下がります。
③ 心の中でツッコミに変換する
イラつく言動も、
「観察対象」だと思うと不思議と冷めてきます。
たとえば
「うわ…このタイプは○○系だな」
「図鑑に載せたい人だな」
みたいに、少し他人事にしてしまうといいです。
怒るより、心の中でネタにする。
④ 物理的にストレスを抜く
感情は体にも溜まるので、
運動・深呼吸・湯船につかる・散歩する
これらは、実際にかなり効きます。
怒りは「思考」より「身体」に溜まりやすいんです。
⑤ 「自分は違う」と確認する
最後に、これが一番効くかもしれません。
「でも自分は、ああはならない」
そう心の中で確認する。
これは相手への優越感ではなく、
自分の軸を取り戻す行為です。
もしその相手との関係性(職場・家族・知人など)がわかれば、もう少し具体的な対処法もお伝えできます。
引用:ChatGPT
次にユウカさん!
誰かの言葉に対して「こいつヤバいな」と感じたということは、あなた自身がそれを“絶対にやらない人”だという証です。自分がしないことを目にしたからこそ、それをする人に対して強い不快感を抱いたんだと思います。
そう思えたら、ほんの少しだけ気持ちが救われませんか?
引用:『東京で得た知見』(p51)
総評
ChatGPTも妹尾氏もやさしい。ただChatGPTは「そう思う事にしましょう」という回答に対して、妹尾氏は「あなたはそうじゃない人」と質問者に寄り添っています。妹尾氏に軍配!
ユウカ先生に甘くないアータ?
二つ目にまいりましょう!
2:いい女の定義を一言で言うと?
まずChatGPT!
一言で言うなら――
「自分の機嫌を自分で取れる人」 です。
誰かに振り回されず、環境のせいにしすぎず、
うまくいかない日でも自分の感情に責任を持てる人は、
自然と魅力がにじみ出ます。
見た目や年齢ではなく、
「一緒にいると安心できるか」「心が荒れないか」
そこに“いい女”の本質があると思います。
引用:ChatGPT
次にユウカさん!
欲しがらないのに、欲しがられる人。この矛盾を成立させてしまう女性こそが、いい女だと思います。
引用:『東京で得た知見』(p90)
総評
ChatGPTの回答は別に「いい女」に限らず「いい男」「いい大人」でも当てはまりそう。一方妹尾氏は禅問答のような回答ですが、そうなのかと納得してしまいました。
ユウカ先生に媚び売ってるでしょアータ
最後です!
3:結婚にときめきは必須ですか?
まずChatGPT!
結論から申し上げますと、
結婚に「ときめき」は必須ではありません。
ただし、まったく無感情でも長続きしにくいのも事実です。少し整理してお話ししますね。
■ ときめきは「燃料」ではあるが「エンジン」ではない
ときめきは、出会いの初期や恋愛関係では大切な役割を果たします。
ですが結婚は、長距離運転のようなものです。
・ときめき → ガソリン
・信頼、尊重、安心 → エンジン
ガソリンだけでは車は走れませんし、
エンジンだけでも走れません。
ですが、ガソリンは時間とともに自然に減っていきます。一方で、信頼は積み重ねれば強くなります。
結婚に必要なのは、「燃え続ける炎」よりも「静かに灯り続ける火」です。
■ 長く続く夫婦が持っているもの
ときめきがなくても続く夫婦には、共通点があります。
・一緒にいて「気を使いすぎない」
・嫌なところも見て、それでも許容できる
・沈黙が苦痛ではない
・困ったとき、まず味方になれる
これらがあるなら、ときめきが弱くても十分にうまくいきます。
■ 逆に、ときめきだけで結婚すると…
ときめきが強い状態で結婚すると、
それが薄れてきたときに
「好きじゃなくなったのかも…」
「運命じゃなかったのかも…」
と不安になる人も多いです。
でもそれは、多くの場合「自然な変化」です。
ときめきは減るもの、
安心は育つもの。
■ 判断の目安
今の気持ちがこんな感じなら、結婚に向いている可能性があります。
・会えないと寂しいより「いると落ち着く」
・一緒に将来の話ができる
・嫌なところを知っても決定的に冷めない
・しんどい時に、そばにいてほしいと思える
これらは「ときめき以上に大きな指標」です。
引用:ChatGPT
次にユウカさん!
もちろん、あったら素敵ですが、結婚には「信用」の方が大切な気がします。乙女心としては、「結婚をする」というその最初の一瞬には、ときめきがあってほしいと夢見る反面、時の経過によって、結婚も日常になるわけですから、“相手にドキドキできるか”よりも“信用できるか”の方が大切だったりするのかなと。どんな暮らしを目指すかにもよるとは思いますが、穏やかな結婚生活を望むのであれば、記念日の豪華なプレゼントやサプライズといったときめきよりも、相手の帰りや連絡が遅くても、余計なことを疑わずに眠れる信用の方が欠かせないのではないでしょうか。かといって、ときめきそのものがいらないというわけではなく、人生のどこかにあればいいと思います。
引用:『東京で得た知見』(p99)
総評
これはやられた。「余計なことを疑わずに眠れる信用」こそ最大の愛の証!
でもその信用プラスプレゼントも気を抜かないのが正解だと思うわアータ?
はい気を付けます
なんだか元気がなくなってきている感じがするぞ
しかしこんな質問回答界隈に妹尾ユウカ氏を脅かす、最強の2人がわんちゃらに降臨!
まさに「本を歩く」!そんなコラボ企画が実現!

本を歩くとは?

Present for you💐 ~揺さぶるフレーズ
犬派ですか?猫派ですか?という質問に対してのユウカさんの答えなのですが…
どちらも飼っていますが、私は犬派です。ちなみに、犬のカレンダーと猫のカレンダーでは、猫の方が圧倒的に売り上げが多いそうです。その理由は、愛犬家は「うちの犬」が好きで、愛猫家は「猫という生き物全般」が好きだからだそうです。なんだかすごくわかる気がします。
引用:『東京で得た知見』(p74)
これ、いいですよね。新たな気づき。ありがとうございます。
ちなみに…
私はどっちも好きです!
そのわりには散歩がみじかいなあ
どちらかを選ぶ質問なんだけど?
どっちにもいい顔するやつが一番信用がおけないのよねアータ
Thank you! ~55秒解決!
【今回の55秒解決】
「めんどうくさい感情は対策だけでなく、ときに自分を許し自分に寄り添うことで軽減するものなのだということを学んだ」
「切り抜きというのは真意をあえて伝わらない形で広める、意図的なビジネススタイルなのかもしれない、という気付きを得た」
Let’s try it! ~いまからできること
①炎上情報はすぐ信じず、切り抜きかどうかを発言の文脈や一次資料で必ず確認する。
②批判する前に「相手はなぜそう考えたのか?」を一度想像してから反応する。
③寄り添うことは相手の信頼を勝ち得る行為。いまから実践しよう。


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